Q1. 2014年、渋谷セルリアンタワーのJZBratでの「Yoshimi’s Night」シリーズは、第1夜から最終夜まで、前売りチケット完売が続き、好評でしたね。
     ありがとうございます。
 2015年で歌手デビュー35周年。なにか新しいことをって考えて、あえて漆戸啓さんのピアノとデジタル音源の組合わせというすごくシンプルな構成で。ライブっていうより、音響や照明にも力を入れて、いらしていただいたお客さまが「楽しい!」って思っていただける「良美的夜」っていう名前の「ショー空間」が作れないかな?と考えて始めたスタイルでしたが、だんだん凝り始めて、カラオケも新しいヴァージョンをスタジオで録音してもらったり、SE を考えたり、準備が大変!だけど、やり始めたらこの作業が楽しい!

 でも第一夜は、前日からの大雪。東急東横線まで止まっちゃって、今日は、お客さまは10人くらいしか集まらないかな〜って思っていたんですけれど、開演時間になったら、びっくりするほどのたくさんのお客さま!感激でした。
「電車とまったから歩いてきました」ってお客さまや、「途中まで頑張って向かったけれど、そこから先どうしても行けなくて・・・」っていうお客さままでいらして、嬉しくて、嬉しくて、言葉がでないほどありがたかった・・・。

 でも逆に、こんな厳しい状況でも皆さん、私に会いに来てくれるんだって改めて思って、私も頑張らなきゃ、真剣に準備して、心から楽しんでもらおうって!って強く心に決めた日でもありました。

Q2. シリーズでは漫画家の内田春菊さんのイラストによる良美さんアイコンのTシャツ販売やY'STプロジェクトも始まりましたね。
     内田春菊さんはテレビ番組のバラエティー収録でご一緒させていただいてから、同世代ということもあって、すっかり仲良しになりまして・・・。いつの間にか、今は同じ事務所(ノックアウト)にお世話になっています(笑)。

 内田さんの書く女性ってちょっとアメリカンコミック風っていうか、すごくハイカラで、「岩崎良美のイメージでイラスト書いて」って頼んだら、2つ返事で、すぐにいくつかのパターンを書いてくださった。このアイコンが可愛くて、今度スタンプ作ろうと思ってます。サインの横にあのアイコンのスタンプ押したら、可愛いかなと思って。
 Y’ST プロジェクトは、スタッフのみんなで新しい企画を考えていて、「ヨシミスト」って言葉が提案されたんです。私がよく歌わせていただいているジェーン・バーキンさんの「無造作紳士」。原題は「L'aquoiboniste :ラクアボニスト」ってタイトルで、「黄昏(たそがれ)やさん」くらいの意味。だったらショーにきてくださったお客さまを「ヨシミスト」って呼んじゃおうって発想から始まって、良美ストリート、良美ストーリー、良美スタイル、良美スタンダード、良美ステーション・・・たくさんプランが広がってきています。

 Y’ST缶バッチや良美ストリートのTシャツはスタッフさんがデザインしてくれたんですけれど、お客さまには好評!。2015年には岩崎良美オフィシャルサイトの中のネットショップ(ヨシゾンYoshizon )でも販売したいなーって思ってます。

Q3. 歌以外にも2014年はいろいろ忙しかったのでは?
     4月からレギュラー・ナレーションの番組が2本始まりました。

 TBS系列で水曜よる7時からの『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』。いろいろな動物や生き物の生態を、いい大人が真面目になってトコトン調べてみようっていう楽しい番組です。
 もうひとつはBS日テレ日曜あさ8時からの『おはよう日曜診療所』。これは日本医師会さんが提供する医療情報提供番組。今年はもう39話が放送されました。
それに始めてからもう8年目になるNHK・Eテレ土曜あさ8時35分『おさるのジョージ』。
 もちろん忙しいのですが、声のお仕事も、私のキャリアのなかの重要なパートです。これからも頑張って続けていきたいと思っています。

 声のお仕事といえば、秋に日本マクドナルドのコマーシャルもやらせていただきました。放送される期間が短かったせいか、私は自分の声のコマーシャルは実際に1回しか観られなかった(笑)。

久々にドラマ出演もしました(NHK・BSプレミアム「ひとつ星の恋―天才漫才師 横山やすしと妻」)。演技は久々でしたけど、勉強になりました。

バラエティーではマツコデラックスさんの番組でたり、いとうあさこちゃんと乗馬したり、九州で食レポしたり、楽しかったですねー。

Q4. 2014年、お仕事以外で印象的な出来事は?
     12月に内田春菊さんに誘っていただいて、「男と女」のピエール・バルーさんのライブへ行きました。かなりご高齢のはずなのに、ステージでのバルーさんはもう少年みたいに天真爛漫。豪華サポートメンバーも彼についていくのに必死。でも笑顔!いつのまにか会場全体が「ピエール・バルーの世界」にどっぷり浸って、最後はスタッフも含めて会場にいるみんなが笑顔!そして何より一番の笑顔がステージ上のバルーさん本人!素晴らしかった!何か自分が目指すべきステージがそこにあったような衝撃でした。

スタッフさんのはからいで、ステージ終了後にバルーさんとお話できて、図々しいけどバルーさんがフランス語に訳した「イパネマの娘」や「男と女」のカバーが入っている私のアルバムを手渡ししました(笑)。

Q5. 2015年はどんな年にしたいですか?
     2015年は歌手デビュー35周年なので、これまでの岩崎良美のキャリアを集大成したような『何か』が表現できたらいいなと思います。言葉で言えば『Y’STプロジェクト本格始動』ってことかな(笑)?
 具体的にはYoshimi’s Night のシリーズが好評でしたので、その続編を計画中です。いまスタッフといろいろアイデアを出し合っていますが、とにかくお客さまが「わくわくドキドキ」するようなステージをしたい。だいたい私のライブは、お客さまが「良美さん、歌詞間違えないかな?段取り間違えないかな?」って私と一緒にどきどきしてくれるのが「定番」になっているようなんですが(笑)。
それを踏まえて(笑)、来てくださったお客さまが「楽しかった〜!また来たい!」って思ってくださるようなそんなステージ・ショーができたらいいなーと思っています。
  是非あそびにいらしてください。




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